夢の中で

夢の中で
自転車を漕いでいる。


後ろに連れ合い
前に娘が乗っている。


広い道路を横断しようとすると
車が強烈なライトを光らせながら前を横切っていくので
驚きながらも
「ああ、そうか、夜なんだ」
と慌てて、自転車のライトを点灯して
そのまま広い道路を横断した。


でこぼこの道路に入ったので
そこは自転車を降りて押して歩き
きれいな道路になったので
また自転車にまたがって軽快に走り、
大きな交差点にさしかかったので
自転車を降りて、青信号を待っていたら、
左足のふくらはぎがいきなりこむら返りを起こして
強烈な痛みに襲われた。


これが現実の出来事。


飛び起きたけど
痛いのなんのって
もう息が止まるほど痛い。


さわると、ふくらはぎの筋肉がかたまって
こちんこちんに固まっている。


「助けて、
だれか何とかして」
という声に
連れ合いがおっとりやってきて、
足の先を引っ張ろうとしたけれど、
「駄目、駄目、触らないで」
と悲鳴をあげてしまった。


痛くて痛くてさわられたくない。


しかし、筋肉をもみほぐさないと
痛みは治まらない。
でも、これまでにない痛みで
七転八倒する騒ぎ。


ベッドからおりて、
左足に体重をかけて
ふくらはぎをのばして
ということでようやく痛みが
我慢できる程度になった。


２４時間経っても、
まだふくらはぎが痛い。


でも、自転車を漕いでいたのは夢の中、
寝ている私は何もしていなかったのに、
夢に連動したかたちで
こむら返りが起こるってどうゆうこと！


まあ、
日ごろの運動不足が原因なのは
間違いないけど
それにしてもなんで連れ合いと娘を乗せて
自転車をこいでいるわけ？


すごく理不尽な思いがする。

タグ：自転車 ふくらはぎ こむら返り

自分に似た他人

外に出ると風がやたらと冷たい。


雪国からすべりおりてきたような
もう、とりつくしまがない、すきがない、
あたりを睥睨するかのような冷たさ。


ひょっとすると
雪と氷の匂いがするかな
と思ったけど
鼻水が出て、それどころではなかった。


こういう日は、
ピンクの花がいつもより何倍も可憐に見える。


あれ、
風やピンクの花の話になってしまったけど、
違うの
他人の空似について、
ちょっと不思議な話をしたかったの。

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タグ：他人の空似

言葉が見つからない

近所では木蓮の花が満開で、
桜も三分咲き、
春満開もすぐそこ
という矢先にこの寒さ。


年寄りは寒さに弱い。
特に雨が降る前には、古傷が痛む。


ということを学習しないわたしは、


「今日は寝ているときから
古傷が痛んで眠れない。
起きても痛い。
四六時中痛い。
いったいこれはどうしたことか」
と首を傾げ、


テレビのニュースで、
「明日は低気圧が接近して、全国的に雨でしょう」
というアナウンサーの言葉に、


あっ、それだ！


とようやく気付くありさま。

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１２月の蝶々

１２月１日、昨日のことです。
図書館までの散歩の途中で、蝶々を発見！


１１月には歴史的な初雪が降ったばかり、
今年は寒いんだっけ、暑かったの？
あれ、
なんだか頭のなかが大混乱。


わたし、１２月に蝶々を見るのは、初体験。
長生きはするもんですねえ。


カメラを持っていてよかった。
今日、蝶々を見たよ、といっても、
信じてもらえないもんね。

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タグ：千日紅 蝶々

痛みの謎

火傷の痛みにめっぽう弱く、
どれだけ小さくても耐え難く感じ、弱音を吐く。
痛み全体にあまり強くない私だが、
痛みには色々種類があるのに、それを説明する言葉や、
表現法が少なくて苦労する。


子供ころ、自分が体験するまで頭が痛いとは、
どういうことなのか、まったくわからなくて、
延々とそればかり考えていたことがある。


で、実際にそれを体験したときには、
あ、このことかと跳び上がりたくなったが、
それだって、ほかの人とは同じなのか、
本当のところは、はっきりしないのだ。

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タグ：骨折 痛みの謎 偏頭痛 火傷