ミステリー症候群 [読書]
今日撮影したばかりのツユクサ。
コロナ感染拡大で、食料品の買い出し以外は、
自宅にこもりきりの毎日。
といっても、年寄りの日常は、
これまでも不要不急の外出はしないので、
ここ数年の日常生活とさほど変わりがない。
変わっている点はひとつ
恐怖と不安が次第に強まっていること。
スーパーなどに行くといつも混んでいて
入場制限もしておらず、
レジの前など密着度がすごくて、
不安である。
いつ感染してもおかしくない状態だ。
あ、これも同じく撮ったばかりのチューリップですが、盛りを過ぎてます。
コロナが登場する前は、
平穏な生活に刺激が欲しいということで、
ミステリー小説に耽溺しており、
刺激がエスカレートして、
殺人事件が一件起こっただけで、
延々と地味な操作が続く展開は物足りなく、
「死人がひとりじゃつまんない、
数人が連続して殺されないと面白くないのよ」
などと平気で口にしていたわたしは、
いわば、ミステリー症候群にかかっていたようなものだが、
コロナは、真夜中に読むミステリーよりも怖い。
こちらのチューリップも、かなり歳がいってます。でもけなげにきれいです。
「このままでは運動不足で死ぬ」
と連れ合いに脅されて、今日はしぶしぶ散歩に出かけた。
色とりどりのお花が可憐で愛おしい。
久しぶりにお花の写真を撮って
連れ合いとは別行動。
それでも6千歩以上歩いて、
疲労困憊。
老化の進化は驚くほどだ。
自分とはかけ離れた人間 [読書]
連日
頭の中では、
身体を動かさないとだめだ
せめてご近所散歩にでかけないと
といっているのだが、
気候の変動を理由に、
ちっとも動かないでいる。
ので、
脚が棒のように突っ張ってしまうのだが、
お風呂でのマッサージでお茶を濁し、
もっぱら読書。
というナマケモノ生活。
読んでいるのは主に推理小説で、
連続殺人ならいいけど、
殺されるのが一人だとちょっと辛い
などと愚痴りながら流し読みをしているので、
読み終わったと同時にもう内容を忘れている
といったあんばい。
ここ1~2年で印象に残った本はといえば、
推理小説とはまるで違った伝記もの。
やっぱり自分とはかけ離れた人生を
送った人の話は胸にずしんとくる。
愛が足りない [読書]
愛がいっぱいの本について書いたあとは、
愛が足りない本について書かないことには、
どうも心のおさまりが悪い。
それは、愛がいっぱいの「キャパの十字架」の
2~3日前に読んだ本で、
この本には、絶対に愛が足りないと思ったことで、
自分が、架空の人物を愛していたことに気づかされたのだ。
その本というのは、