紫色の太陽の花 [季節]
紫陽花という漢字
めったに書くことはないが、
たまに書こうとして
紫が先だったか、太陽の陽が先だったか
わからなくなることが多く、
それから
紫色の太陽の花、
あるいは
紫色の陽光の花、
と覚えることにした。
梅雨時に咲く花なのに
陽の文字が付くのが
書くたびに新鮮で
なぜか唐突に
ひまわりみたいだなと
思ったりして
わたしは紫陽花の花がすきなのだ。
それも、年を取るたびに
好きの度合いが強くなる。
ブログを振り返ると最近は
お正月に角松みたいに
季節ごとに定番の写真をアップ
しているが、
これは老化の連鎖作用なのだ。
ま、一種の手抜き、
スマホでカシャカシャ
構図も何もあったもんじゃない。
だが、
年を取ると
この当たり前が感動ものなのだ。
これから１０年先まで、
呆けずに生きていられるかどうか
という年代になると
梅が咲き、桜が咲き、
道端のタンポポさえも、
今年も咲いたかと愛おしくて嬉しくなる。
若い時はこんなこと想像もしてなかった。
桜 桜 桜 [季節]
高齢者なのに、
いや、
高齢者だからなのか
毎日、毎日、時間が足りない。
若いころの高齢者のイメージといえば
縁側で猫を抱いて日向ぼっこ
または、こたつでうたたね
要するに暇を持て余している
というイメージしかなく
ああ、もしかしたら
農家とか、商売をしている家では
家業の手伝いで忙しかったのかもしれないが
まさかねえ
自分が高齢者になったら
世界はガラッと様変わり。
とにかく忙しい。
半分は、内科、歯科、皮膚科、外科、眼科といった
病院通い。
今年はすでに６月７月と１０月半ばまで予約が入っている。
でも、
季節の変わり目にお世話になる皮膚科や眼科以外は
どの科もいつも異常なし。
ただ、手術後の経過観察とか、念のための検査なのね。
日常的な食料品などの買い物と
病院通いと趣味の図書館通いで
毎日が矢のように流れていく。
３月には
今年大学受験で
無事合格の報告に来たトマト姫と
３年ぶり？のご対面
互いに相手にコロナをうつしたら大変と
コロナ発生からず～っと会わずにいたのだ。
幼いころの面影をのこしたまま
美人（ばあばの主観）に成長したトマト姫を抱きしめて
嬉しかった。
で、しっかりお祝い金を奪われて、
それでも、じいじもばあばもデレデレ。
至福の瞬間なのでした。
トマト姫といえばもう一人、
すでに大学生のタオル君は
アルバイトで来られなかった。
片時も手離さないタオルを笑ったら
「タオル君と呼べ」と
タオルに敬意を求めたタオル君も
嬉しそうにミニトマトをほおばっていた
トマト姫もあっという間に大学生
冒頭の桜は４月１日に撮影。
満開も過ぎ、半分が散ってしまったが
ようやくお花見に出かけて撮影できた。
終わりとはいえ、
桜はまだまだ可憐で優雅で妖艶。
怪しい魅力を堪能できてよかった。
梅、梅、梅 [季節]
寒い、寒いと騒いでいるうちに、
暦の上では、もう春。
近所の神社では梅が満開。
このところ、
晴れた日は陽射しが強烈で
洗濯物を干していると
陽の当たる肩や背中が暑くなるし、
眩しくて、
頭がくらくらしてくる。
あれやこれや
様々なことが動き出して
変化のとき・・・・・
ですね。
一刻も早く [季節]
連日、寒いを連発。
いつもより、ことさら寒く感じるのは、
電気代があがったせいかもしれない。
電気毛布を使用してても
節約の二文字が脳裏を過り、
ホットカーペットのスイッチを入れるたびに
節約の二文字が・・・・
で、弱気になって、半分使用に切り替え、
エアコンを使用するたびに、
どこからか「贅沢は敵だ」という声がして
（これって、もしかしてあの戦時中の掛け声？）
心が休まらない。
一刻も早く
春が来てほしい！！
飲むおでん [季節]
あっという間に（このセリフ、老化と共に増えた感じ）
冬の寒さ。
慌ただしい衣替えをすませ
身体があったまるおでんが食べたくなった。
この日、なぜか
というより、毎度のことだが、
４時間くらいしか寝てなくて、
本当は寝る予定をかえて、
おでんをつくることにした。
すべてをおえて、
ほぼ食べられる状態になったところで、
後を連れ合いに任せ、
２～３時間、寝て起きるつもりで、
ベッドに直行した。
「一旦火を止めて、
食べるときに加熱してね」
といったつもりだが、
仕事に没頭していた連れ合いの耳には
届いてなかったらしい。
なんとそれから１時間以上も煮続け、
「おおい、いつまで煮てるんだよ」
と連れ合いに起こされ、
えええええええ！！！
という事態に。
ジャガイモも人参もとろとろ
ゴボウ揚げとかがんもどき
コンニャクと大根以外は箸でつまもうとすると、
崩れてしまう。
消化がいいのかどうか
ほとんど、飲むおでんと化してしまった。
でも、
自分で作ったおでんは、
おいしかったよ。
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