桜 桜 桜 [季節]
高齢者なのに、
いや、
高齢者だからなのか
毎日、毎日、時間が足りない。
若いころの高齢者のイメージといえば
縁側で猫を抱いて日向ぼっこ
または、こたつでうたたね
要するに暇を持て余している
というイメージしかなく
ああ、もしかしたら
農家とか、商売をしている家では
家業の手伝いで忙しかったのかもしれないが
まさかねえ
自分が高齢者になったら
世界はガラッと様変わり。
とにかく忙しい。
半分は、内科、歯科、皮膚科、外科、眼科といった
病院通い。
今年はすでに6月7月と10月半ばまで予約が入っている。
でも、
季節の変わり目にお世話になる皮膚科や眼科以外は
どの科もいつも異常なし。
ただ、手術後の経過観察とか、念のための検査なのね。
日常的な食料品などの買い物と
病院通いと趣味の図書館通いで
毎日が矢のように流れていく。
3月には
今年大学受験で
無事合格の報告に来たトマト姫と
3年ぶり?のご対面
互いに相手にコロナをうつしたら大変と
コロナ発生からず~っと会わずにいたのだ。
幼いころの面影をのこしたまま
美人(ばあばの主観)に成長したトマト姫を抱きしめて
嬉しかった。
で、しっかりお祝い金を奪われて、
それでも、じいじもばあばもデレデレ。
至福の瞬間なのでした。
トマト姫といえばもう一人、
すでに大学生のタオル君は
アルバイトで来られなかった。
片時も手離さないタオルを笑ったら
「タオル君と呼べ」と
タオルに敬意を求めたタオル君も
嬉しそうにミニトマトをほおばっていた
トマト姫もあっという間に大学生
冒頭の桜は4月1日に撮影。
満開も過ぎ、半分が散ってしまったが
ようやくお花見に出かけて撮影できた。
終わりとはいえ、
桜はまだまだ可憐で優雅で妖艶。
怪しい魅力を堪能できてよかった。
みんな病院通いです。
ご縁の方々、お元気で何より。
by 夏炉冬扇 (2023-04-03 06:28)