ミステリー症候群 [読書]
今日撮影したばかりのツユクサ。
コロナ感染拡大で、食料品の買い出し以外は、
自宅にこもりきりの毎日。
といっても、年寄りの日常は、
これまでも不要不急の外出はしないので、
ここ数年の日常生活とさほど変わりがない。
変わっている点はひとつ
恐怖と不安が次第に強まっていること。
スーパーなどに行くといつも混んでいて
入場制限もしておらず、
レジの前など密着度がすごくて、
不安である。
いつ感染してもおかしくない状態だ。
あ、これも同じく撮ったばかりのチューリップですが、盛りを過ぎてます。
コロナが登場する前は、
平穏な生活に刺激が欲しいということで、
ミステリー小説に耽溺しており、
刺激がエスカレートして、
殺人事件が一件起こっただけで、
延々と地味な操作が続く展開は物足りなく、
「死人がひとりじゃつまんない、
数人が連続して殺されないと面白くないのよ」
などと平気で口にしていたわたしは、
いわば、ミステリー症候群にかかっていたようなものだが、
コロナは、真夜中に読むミステリーよりも怖い。
こちらのチューリップも、かなり歳がいってます。でもけなげにきれいです。
「このままでは運動不足で死ぬ」
と連れ合いに脅されて、今日はしぶしぶ散歩に出かけた。
色とりどりのお花が可憐で愛おしい。
久しぶりにお花の写真を撮って
連れ合いとは別行動。
それでも6千歩以上歩いて、
疲労困憊。
老化の進化は驚くほどだ。