二度目の転倒 なんかおかしい３

ここ数日、あきれるほど寒い。
朝、玄関を開けて外の空気を吸って
まるで冬景色のような雰囲気に
笑ってしまった。


何で笑うの？
う～ん。


変化に意識が追い付かないから、
おかしくて笑いたくなったんだけど、
普通は、笑うことじゃないよね。


もともと
なんかおかしいひとだったの？
・・・・・わたし。


最近、そんなことにようやく気付いた。


ともあれ、なんかおかしくなって、
入院５４日目の深夜にまたしても派手に転んだ。




この日、蛋白尿の検査で結果が良かったので
あと二週間で退院できるといわれ、
さっそく家族に朗報を伝え
ご機嫌な一日を過ごし
消灯後、
１１時１５分前、
胸が苦しくて起き上がり、水を飲んだ。


水をがぶがぶ飲んだら苦しさは消えたが、
水の在庫がなくなってしまった。


気晴らしもかねて一階上の廊下にある自販機で
水を買ってくることにした。


確か、
ナースステーションの前にある自販機には
ジュースしか置いてなかったのだ。







この時体重は４９キロ。
医師にも看護師にも一度もすすめられてなかったが、
わたしは毎日、ウォーキングをしていた。
数を数えながら歩いていたことを覚えているので、
日に何百歩と決めていたようだ。


スリッパなどではなく、
ちゃんとかかとのある履物をはいていた。
それなりに用心はしていたのである。


誰もいない廊下をあるき
誰も乗っていないエレベーターに乗って
病室がなくて、
誰もいない１０階に行って
自販機で５００ｍｌのボトルを２本購入。


この階にはコインランドリーがあって、
ほとんど毎日のように通っている。
ランドリーに用事がなくても
ウォーキングでやってくる。


誰もいない真夜中でも
何の違和感もない。


さて、エレベーターで下に降りるか
と引き返す途中で
いきなり身体が宙を飛んでいた。



足がもつれたのか
何が原因だったのかよくわからない。
床に横倒しになって息が止まった。


壁際に休憩用の長椅子がずらっとあって、
すぐにそれに腰かけて
膝を確かめる。
前回と同じく赤くなっていたが血は出てない。


買ったばかりのペットボトルを当てて冷やしたら
少しして赤味も消えた。


危なかったなあと安堵して
一階下の病室に戻った。


翌朝身体を調べてみると、
両膝だけでなく、
左側の腰が広範囲にわたって赤紫色に染まっていた。


しかし、痛みはなく骨折もしてない。


実は私、骨密度検査で腰だけが９０歳代
と注意されていたのだ。
二度も派手に転んで骨折していなかったのは、
不思議としか言いようがない。


ウォーキングをしていても
筋力の衰えは全く防げてなかったということになる。



冒頭から一連の写真はすべてドクダミ。
あちこちの空き地や植え込みの隙間に咲いていて、かわいい。

コメント 4

ご用心あれ。
by 夏炉冬扇 (2019-06-11 20:50) 

大変でしたね。
大事に至らず何よりです
by いっぷく (2019-06-12 02:42) 

骨密度って場所により違うんですか。

どうだみの花　可愛いですがやっぱり雑草で今抜くのに時間かけてます。
何センチかに切り取り（茎）水を入れた器に
入れて冷蔵庫の脱臭効果あるってなくなった母に聞きました。
by 緑 (2019-06-12 07:40) 

骨密度を測定して、場所によって違うことを
わたしも初めて知ってびっくりしました。

by スー (2019-06-13 03:35)