SSブログ

信用してはいけない 2 [普通が奇跡]

ピンク.jpg

「ネットなんかで病気のことを調べたりして、
書かれたことを鵜呑みにしないでください。
ネットを信用してはいけません」


担当医にそういわれてから、
あ、そうか、ネットで調べるって手もあったんだ
と気がついたわたし。
いつも、ノートパソコンにしがみついているくせに、
難病について、まったく調べずにいた。


入院するというので、
頑固ばあさんのことなど、
心配することがほかにあって、
自分の病気のことは何も考えてなかった。


ネットでいろいろ調べたのは退院してから。
確かに客観的なことはある程度わかっても、
自分の症状に照らし合わせてどうか、
ということはわからない。


担当医のいいたいことは、
おそらく、
担当医であるぼくの診断には従ってくださいね。
ということだろう。


大丈夫、
ずぼらなわたしは、
病気のことを何も調べずに入院しました。
すべて、先生の判断にお任せします、



ということで、いよいよ生体検査。


ベンチk.jpg


午後1時にシャワーを浴びて、
午後4時すぎに処置室で生体検査を受けた。
局所麻酔をかけて、
背中から針を何度かずぶりと刺されたけど痛くない。


そのあと、出血を抑えるため、
針を刺した先生が、さした個所を両手で抑えて、
30分ほどだったか、自分の体重を乗せる。


生検をした先生は、
担当医と違って若い小柄な女医さんなので、
手伝った大柄な男性医師が一緒になって、
ぐっと抑えてくれた。


あとは病室に戻って、
夜の7時45分に夕食を食べた。
メニューは、マカロニサラダ、ハンバーグ、インゲン、
ごはん、カレー味のブロッコリー、バナナ半分。


当時のメモに、
カレー味と書いてあるから、
このとき、味覚はまだ正常だったのかな。
おかずは、かなり食べたが、ごはんは食べずに残した。


このごはん、普通と違う。
たんぱく質を抜いた特殊なごはんなのだ。
味がまったくない。
おかゆが嫌いなのに、それに輪をかけたようなごはん。


予想と違って、
病院の食事、朝食は別として、
昼食も夕食も私好みでおいしかったが、
このごはんだけは、入院中ずっと苦手だった。


夜の8時45分頃、
腎臓のあたりにズキンと痛みがきた。
局所麻酔が切れたのだろう。


熱も血圧も上がらなかったが、
寝返りはおろか、足を動かすのも駄目といわれ、
砂袋を乗せられていて、辛い。


たぶん、9時ころだったと思うが、
砂袋ははずさされ、バスタオルになったが、
おなかのあたりに原因不明の鈍い痛みが続いて
大変だった。
あとで、振り返ってみると、
全身の浮腫みで鈍い痛みがあったのだと思う。


翌朝7時に、
「はい、もう動いてもいいです」
と安静が解除されて起き上がったら、
それまでの苦痛が嘘のように掻き消え、
さっさと歩いてトイレに行ったが、
なんの苦痛もなかった。


いろいろ個人差はあると思うけど、
わたしの場合は、この通りでした。


では、またね。







nice!(13)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 13

コメント 2

緑

前向きなので大病もプラスになったでしょう。
もう前のことしょうが過ぎたことを
冷静にふりかえることができるよゆうができたんですね。

by 緑 (2019-02-18 10:09) 

緑

すいません。
文が1字抜けてて 「ことでしょうが」

花は「キルタンサス」です。
by 緑 (2019-02-19 14:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。