遺伝と体質 [健康]
外見と中身が違うことはよくあることだが、
わたしは外見と中身が全く違う。
背が高くて骨太なので、
スポーツウーマンに見られる。
若い時は、病院に行くと必ず、
何かスポーツしてますか、
と医者にきかれる。
今はどうなのか知らないが、
ドイツの骨格見本に似ていたらしい。
これだけ骨が太いのだから、
骨粗しょう症とは無縁だと思い込んでいたら、
とんでもない。
骨密度検査をしたら、
背骨は年相応、または、ちょっと若いが、
腰の骨が90代という結果が出たのだ。
わたし、腰だけ90代に突入です。
骨ってみんな同じかと思ったら、
場所によって骨密度が違うのだ。
しかも、そういう体質は遺伝だという。
「ご家族にそういう方はいませんか」
と医者に言われて、思い当たることがあった。
頑固婆さんである母親ではなくて、
骨折がきっかけで入院し、
脳梗塞を起こして、
あっという間に亡くなったのは父親なのだ。
「やっぱり、お父さんの遺伝ですね」
唖然としてしまった。
父親は、スポーツ大好き人間で、
野球だのテニスだのと年がら年中、体を動かしていた。
家にじっとしていることが出来ない人だったのだ。
おまけに、若い時から納豆に豆腐に魚が大好きで、
毎日カルシウム満点の食生活をおくっていた。
のに、普通に歩いていて骨が折れた。
遺伝と体質、恐るべし
という怖~いお話でした。
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