ついてない日の続きと冬の色 [人生]
ついてない日には続きがあった。
あれでおわりではなく、
その後、夕食のしたくをしているとき、
それはおこった。
最近、頑固ばあさんが白いご飯をあまり食べなくなった。
食欲がなくなったわけではなく、
おかずを優先して食べてしまい、
白いご飯を残してしまうのだ。
そこで、
ごはんにふりかけをかけたり、
混ぜご飯にしたり、
小さいおにぎりにしたりと、
いろいろ工夫を凝らしているのだが、
この日は、混ぜご飯をおいなりさんにする予定だった。
とにかく、我々の食事の前に
頑固ばあさんの夕食を準備する習慣になっていたので、
炊き上がった混ぜご飯を、用意したおいなりさんに
小さく丸めて詰めようとして、
そのあとがいけなかった。
なぜか、左手に熱いご飯をのせていたのだ。
あれ、いつもは右手でまるめるのに、
左手ではうまくいかない、
と無意識に戸惑っていたらしく、
左手の手のひら、親指と人差し指の間が真っ赤になって、
ギンギンに痛みだした。
やけどをしてしまったのだ。
戸惑った後、無意識に長い時間、
といっても何秒かだと思うのだが、
熱いご飯を握りしめていたのだ。
思わず、痛いと騒ぎながら、
右手で大きめのおいなりさんを4個作っていると、
連れ合いが「やけどなら、冷やせ冷やせ」
とどなるので、
冷凍庫に入れておいた小さな保冷剤を
(ケーキなどに入っていたもの)
真っ赤になった部分にあてて握り、
豚汁と一緒においなりさん4個を頑固ばあさんに渡して
あとはダウン。
わたしは、昔からやけどの痛みに弱いのだ。
この手の小さなやけどを年に一回くらいするが、
そのたびに、自分でも情けないほど痛みに大騒ぎをする。
全身の80%にやけどして生還した話など信じられない。
連れ合い用の焼肉と野菜炒めは、
連れ合い自身にやってもらい、
ずっと左手を冷やし続けたけど、
痛みが治まらず、食欲もいっさいなし。
何度も凍った保冷剤を交換して
握りしめながら、
自分では意識してなかったが、
これはストレスと疲労がたまっている証拠だなあ、
しかも、すべて頑固ばあさんに関することから発生してる
と反省して、
10時には床に就いて寝てしまった。
そのまま、翌日の10時過ぎまで寝ていた。
何の予定もなくてよかった。
しかも、左手の火傷は消滅していた。
ちなみに蛇足だが、食べなかったので、
体重が若い時の理想体重に・・・・・・。
写真は、いいお天気の13日に撮ったご近所の冬の色。
北の国では雪が降り積もっているのに、
東京では、まだこんなに豊かな色彩があふれている。
ああ、それは大変でした。翌日に痛みが引かれたのは、こちらもほっとしました。
もう今年も数え日ですね。
よいお年をお迎えください。
by Sho (2014-12-20 08:32)