SSブログ

自虐的お笑い [その他]

ボケの花2010年.jpg

昨日の話、きちんと説明した方がよさそうだ。
ものもらいができかかっているのに気づかなかった話。

右目のまぶたがはれて目の上をおおい、
なんだか視界が狭いなあ、右目が重いなあと思いつつ、
1~2日、もしかすると2~3日気づかないでいた原因。


その間、歯を磨くときなど、朝晩、鏡は見ていた。
まぶたが何だか、おかしくなっているのも見ていた。

この先が変だ。
わたしはそんなまぶたを見て、
「ああ、老化だ」と思って、ほっておいたのだ。

ものもらい用の飲み薬と目薬を3日間服用して、
今日、鏡を見たら10歳は若返っていた。

自分で自分がおかしくて笑ってしまった。

最近、怠け癖が変な方向に出て、
なにがあっても、全部、老化のせいにして平気でいる。
困ったものだ。

どうも、わたしのブログは自虐的なお笑いが多いが、
最近、テレビのお笑いを何気なく観ていたら、
全部、自虐的なお笑い―自分をネタに笑いをとっていた。

笑いというのは、本質的に攻撃的なものだから
(かつての北野武のお笑いを思い出してほしい。
ビートたけしといったほうがいいのかな)
他人を傷つけない笑いを、と考えれば必然的に、
自分ネタにならざるを得ない。

わたしが若いころは、他人を笑うのが主流だったから、
自分をネタに笑いをとると、
そのまんまバカ、と思われることが多かった。

時代が変わったなあと、そんなことを改めて思った。

そういえば若い時に、全然理解してくれないひとたちに、
あなたは20年早く生まれたんだよ、といわれた。

そのときは、同じ価値観からはじき出され、
自分だけいつも孤立させられたことに怒り、
おまえらみんな死ね!と思ったが、
いま振り返ってみると、いわれたことは当たっていた。

だから、なんなのだ!
といわれても、なんといったらいいのか、
ただ、おバカ時代がきて、
昔よりいまのほうがずっと楽になったことは確かだ。

おバカ時代の先は、まだらボケの時代だ!
とわたしは思っている。
都合の悪いことは、全部、老化とボケのせいにして、
しぶとく生き抜くぞ!

そういえば、頑固婆さんのことだけど、
暮れに、居間のホットカーペットの上敷きが汚くなっていたので、
派手なピンクのモワモワした上敷きを買って持って行った。
この話は以前にしたと思う。

娘がそれを見て、お婆さんには派手すぎない?
とびっくりするようなピンクだった。

しかし、年寄りだからといって、お納戸色とか沈んだ抹茶色とか、
渋い焦げ茶色を選ぶのはよくない。
そんな地味な色は気分を滅入らせるだけなのだ。
とわたしは半分冗談で娘に説教したのだった。


今回、頑固婆さんの所に行って、
以前のように食べ物をこぼさなくなっていたことに気づいた。
テレビを見ながら食べるので、どうしてもこぼすのだ。
年寄りだから仕方がないとこれまでは思っていたのだが、
それは間違いだった。

頑固場さんは、派手なピンクの敷物がたいそう気に入り、
それを汚すまいとして、食べ物をこぼさなくなったのだ。
逆に、わたしが何か食べようとするたびに、
「○○子、こぼさないでよ」と口やかましく、注意するのだ。

これは大発見だった!


今日の自戒、
何でも老化のせいにしてはいけない。


nice!(24)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 24

コメント 1

みぃ

お早うございます。
スーさんもですけれど、”頑固婆さん”、本当に、可愛らしいキャラクターですね。・・・人事だからよ!といわれそうですが・・・・。
私も老化のせいで、サボっている事もいっぱい有りますね~。
それを反省しているスーさんは、偉いです。^0^
私、あんまり反省していな気がします。

by みぃ (2010-03-24 07:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。