レトロな街、巣鴨 [お散歩]
とげぬき地蔵のあるお寺に向かう道は、
なるほど原宿みたいに人が多かった。
出店がズラリと並んでいて、
原宿だと、クレープ屋さんなのだが、
ここでは、田舎の祭りの出店みたいなのが多い。
写真は髪を覆うネットの出店。
時間のエアポケットにおっこちたような錯覚に襲われる。
わたしは信仰心が薄いものだから、
とげぬき地蔵より、この出店のほうに感動した。
いまどき、こんな商品、どこにも売ってない。
その下にはゴムヒモ。
インパクト、強いよね。
いいなあ。
そういえば、巣鴨の駅を出たところで、
昔あった蓄音器から流れ出るような音楽を流して、
真っ赤な口紅を塗った女性が変な踊りをしていた。
踊っていたのか、ただ身体を揺らしていただけなのか、
レトロな音楽と、その女性の異様な雰囲気が、
わたしは怖かったなあ。
よく見もしないで、急いでその場を後にした。
東京都23区内にあって有名で、
山手線160円の距離にあるのに、
巣鴨は、なんだか遠い場所だ。
おばあちゃんの原宿とかいわれているけれど、
りっぱなおばあちゃんであるわたしには、
場違いな場所という感じ。
わたし、浅草とか下町に疎外される。
そくそくとした疎外感に追い立てられるので、
東京の下町は嫌いなのだ。
そこに代々住んでいる人が結束していて、
よそ者のわたしがはじき出される感じ、
地元民だけが仲良くしているという感じが
すごく嫌なのだ。
だったら、だれもがクールな山の手のほうが、
安心して一人でいられる。
この感覚、わかってもらえるかな。
とげぬき地蔵尊のあるお寺は、それほど大きくなく
境内もせまい。
それにお寺は、どこも似たようなものだから、
あえて写真はアップしない。
とげぬき地蔵に水をかけて拭いてあげるとご利益があるとかで、
善男善女の長蛇の列ができていた。
この通りには、仏壇関係の品物や、お線香屋さんなどが多い。
あまり興味がわかない商店ばかりだ。
母親用の赤い下着は、忘れないうちにサッサと購入。
横道をのぞくと、十円饅頭という看板があって、
いかにもおいしそうだったので、それを買った。
抹茶、桜、ゆず、といろんな種類があって、
これはおいしかった。
ほかにも名物「塩大福」という文字がやたらと目について、
わたしはとげぬき地蔵よりも、それが気になって、
本当は5個入りを買いたかったが、
十円饅頭を、たくさん買ったので、
塩大福は、3個にした。
1個120円。
もちろん、わたしが2個で、1個は連れ合いの分。
これもおいしかった。
ということで、巣鴨の収穫は、
十円饅頭と塩大福。
黒糖入りの十分饅頭しか食べた事がないです。柚子とかまだ見たことがありません。いいな〜スーさん。美味しそう☆
by 夜中の人 (2009-02-17 10:47)
自称^m^まだ若い私ですが・・・
なんとなく巣鴨ヽ(^o^)丿興味あります~。
と、いっても未体験ですが(^^ゞ 美味しそうな物に誘われてプラプラ・・・。
by 甘党大王 (2009-02-17 12:46)
私は、巣鴨というと
最近の映画「私は貝になりたい」の
巣鴨刑務所を思い出してしまいますが
本と、子供の頃、身近にあった町の雰囲気や食べ物等々がる・・・
なつ歌詞ーーーーーい!感じのする町なんですね。
by miopapa (2009-02-17 15:19)
すごーっい!!!
いきなり昭和40年代初頭につれていかれた感じです!(笑)
俄然、巣鴨に興味が出てきました。
お饅頭や大福、美味しそうです。
by Sho (2009-02-17 18:17)
うちの近くの10円饅頭屋さんには黒糖とクリームの二種類しかありません。
これは彩りも綺麗で見た目も楽しめますね。
by OKAYU (2009-02-17 20:06)
巣鴨、面白そうですね。
都営三田線に乗り換える時に下車するくらいなのですが、一度刺抜き地蔵様にも行ってみなければと思いました。レトロ感、私は大好きです。
そして、饅頭と大福、とっても眼に毒です。むむ・・・
by アヨアン・イゴカー (2009-02-22 10:29)