通販カタログの重さ：葉桜それから日記：SSブログ

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通販カタログの重さ　[その他] [編集]

古雑誌やたまった紙類など、どういうわけか、
資源ゴミをまとめる作業は夜中になる。
なぜか････。
夜中に明日の予定をおさらいして、思い出すのだ。
そうだ、明日は資源ゴミを出す日だったと。
昼間は、ゴミやいらないものに思いが及ばない。
寝るころになって気づいて、深夜にゴソゴソやる羽目になる。

先日、ごっそりたまった通販カタログを見たら、
８月２５日で期限が切れている。
注文する予定もなく、そもそもろくに目も通さないカタログなのに、
注文期限が切れないうちは捨てられない、
ということにいま気がついた。
注文しないんだから、すぐに捨ててもいいのに、
生真面目なんだなあ。
それともこれも、もったいないという貧乏性？

この１～２年、ほとんど注文していないのだが、
デパートで売っているのは高いし、
近所のスーパーでは気に入ったものがない、
といったカーテン類や布団カバーなどの寝具を、
数年前に通販で買ったりしたものだから、
季節ごとにさまざまな種類のカタログが何冊も
束になってごっそり送られてくる。

その期限切れのカタログを全部まとめて、
資源ゴミに出してから娘がやってきて、
なんだ、通販のカタログがないの？
と不満顔である。

久しぶりに実家にやってきて、
子供の相手と炊事からつかの間解放されて、
お菓子を食べながら通販カタログを眺めて暇つぶし
というのが、娘の楽しみになっていたようだ。

あらら、それならもう少し捨てるのを遅らせればよかった。
通販カタログ
頭を使わない暇つぶしに最適だったのだ。

普段は無用の長物でしかない通販カタログだが、
捨ててしまってから、家具の名称やズボンの名称など、
辞書ではわからないことが出てきて、
ああ、こんなときにカタログがあったらすぐにわかったのに、
と後悔しきり。
カタログは、今現在の洋服や品物の百科事典として、
意外と重宝するのだ。
それをうっかり忘れて、全部捨ててしまった。

いつもは、新しいカタログが届いて、
それで、前のを捨てなければとなるのだが、
今回は届かないのに捨ててしまったのだ。
最近、品物を注文していないから、
もうカタログを送ってこないかもしれない、と
俄然不安になった。

カタログなんだから、送ってくれといえば、
喜んで送ってよこすだろう。
そうなんだけど。
といいつつ、なんだか失敗したなあ、
という気分でいたら、今日、カタログがごっそり届いた。

やれやれ。
届いたら、もう邪魔だなあ、お荷物だなあ、
とうんざりしている。
勝手なものである。

タグ：通販カタログ