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子供と病気 [子ども]

昨夜は、呼吸が苦しそうなお兄ちゃんが気になって、
ほとんど眠れなかった。
子供たちは布団を暑がって、夏のガーゼ毛布すらもはいでしまう、
寝静まったところで、下の子にバスタオルをかけたやったら、
それで朝まで平気で寝ていた。


お兄ちゃんは、2時過ぎに気管支を拡張する貼り薬をとりかえ、
飲み薬を飲ませたが、それから1時間ばかり苦しそうに呼吸していて、
気が気ではない。
慣れているママが寝息を立て始めたが、どうにも気になって眠れない。
そうっと見守っていると、やたらと寝返りを打ち、
時どき起き上がり、うつぶせになってお尻をたてて、肩で息をしていたが、
いつしか横向きになって、静かな普通の呼吸になっていた。


薬が効いてきたのか、それから朝の7時半に起きるまで、
咳も出ず、ぜいぜいしないですやすや寝ていたが、
喘息は夜中から明け方にひどくなるというので、
朝の4時~5時は、また咳をするのではないかと気になって、
ずっと寝顔を見ていた。


下の女の子は熟睡していて何の記憶も残っていないが、
お兄ちゃんは、性格もあるのか、小さいときから、
わたしが夜具を直したり、寝顔を見ているのをちゃんと憶えている。


今日は少し楽になったようだが、ときどきいやな咳が出る。
暴れてはいけない、公園に行くのはやめて、
ばあばとお家にいようということになった。


娘の育児には一切口出しをしていないが、
自分がしてもらったことを憶えていて、それに新たな知識を加えて
育児をしているのだろう。


娘が幼いとき、使い古したバスタオルやシーツを捨てないでおいて、
シーツはバスタオルの大きさにざっと縫い合わせておき、
病気のときに便利に使用したことを思い出した。


子供は、熱が出たり気分が悪かったり体調が悪いとすぐに吐く、
昨夜もお兄ちゃんが咳き込んだときに、少し戻した。
こういうときに、古いバスタオルやシーツを枕元にたくさん用意しておき、
それで戻したものを受け止める。
汚れたそれはお風呂場に放置しておいて、後で始末すればいいし、
寝ている子どもを移動してシーツを交換する必要もなく、
子供のそばを離れないで見守ることができる。
果たして、同じことを娘がやってるのかどうか。


子供は年がら年中病気をして、だんだん丈夫になるのだが、
どんなに軽い病気でも、子供が病気だと心配でたまらない。
小さいときの記憶の半分は、病気で寝ていたときや、
病院に急いだことなどで、埋まってしまう。


わたしの場合、病院に急ぐ母親の背にいて、
下をみると、母が道路の端を歩いているので、
自分がどぶ川の上を滑るように移動しているように見えるのを、
少し面白いなと思いながら眺めていた記憶がある。
おんぶしているから、かなり小さいときだと思うのだが、
母親の不安な気持ちが伝わってきて、
子供心に神妙な思いでいたことを思い出す。
いつの世も、母親はたいへんである。

タグ:子供 病気
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コメント 3

風子

娘さんも実家に帰って、ホッとなさってる事でしょう。
しっかりおばあちゃんやってあげてください。^^
by 風子 (2008-04-05 22:11) 

OKAYU

うちの子も気管支が弱く、咳き込むとすぐに吐いてしまいます。
だから、寝室の枕元には常に、洗面器とコップ一杯の水を用意してから寝ています。
子供が病気の時は、たとえ軽くても、心配ですよね。
by OKAYU (2008-04-06 01:04) 

夜中の人

本当に喘息のヒューヒューという音は気が気ではありません。お孫さん早く良くなられますように。
by 夜中の人 (2008-04-06 23:05) 

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