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またしても 嫉妬を克服する方法  [恋愛・結婚]

嫉妬を克服する方法といっても、
恋愛に伴う嫉妬を克服する方法なんか、本当はないと思う。
嫉妬のない恋愛は、スパイスのない料理みたいなものだし、
それを上手に利用するのが、恋愛の醍醐味じゃないの?


嫉妬に気づいて、あれっ、もしかしてこれは恋?
と気づくこともある。
恋愛は、嫉妬との闘いでもある。


しかし、その嫉妬の存在が恋の進展を速めたり、
深めたりする重要な要素になっているわけで、
嫉妬は、おろそかにはできない。
ただし、オセロ(シェイクスピアの戯曲の主人公、
ゲームじゃないからね)になってしまっては、
なにもかもおしまい。


そういうことから察するに、
恋愛は大人のゲーム、と思った方がいい。
人生未経験の若者が恋愛すると、
破滅に至るか、あっけなく消滅することが多いのは、
自分の感情をコントロールできないうえに、
嫉妬などに振り回されてしまうから。


本当に好きなのかどうかもわからずに、
ただ、肉体の欲望に引きずられて・・・・・、
ということのないように、若いうちは自重すべき。
自分の行動や生活に責任が持てるようになってから、
素敵な恋愛をしましょう、
というのは、まだ3歳の孫娘へのメッセージ。
あの子が年頃になったら、もう心配で心配で、
わたしは、デートする孫娘を尾行するかもしれない。


一般的な嫉妬は、わたしもよく味わう。
いい本に出会って感動したら、作者の才能に嫉妬する。
こういう軽い嫉妬は、何も問題がないけれど、
嫉妬で友情が壊れるということはよくある。


友情というほどのことではないけれど、
友達とおかしくなったことはある。
当人は意識しているのか、どうか分からないが、
わたしが仕事で、人もうらやむ幸運に恵まれたとき、
それまで、仲がよかった人とそれがきっかけで疎遠になった。


わたしが膝を骨折したときに、
唯一お見舞いにきてくれたひとが、
わたしの幸運を知ったときから眼に見えて、
態度がおかしくなった。
その体験談をききたいというので、
喫茶店で久しぶりに会ったが、
目を合わせない、話もろくに聞いていない。
仕方がないから、話を聞く側に回ったが、
話がまとまらない、どうみても精神的におかしい。
知的水準も家庭環境も我々庶民とは一桁違う感じの、
上流のひとである。
年賀状まで、おかしくなったので、
わたしのほうから出すのをやめた。


不幸に同情するのは、意外とたやすい。
本当の友人は嬉しいことを我がことのように喜んで、
祝福してくれる人だ、とよく言われる。
それを、中年になって初めて実感した。


本当の友人などというものは、
存在しないと思っていいと思う。
人はみな、自分が一番かわいいのだから。


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夜中の人

恋愛等の嫉妬とは又違うのかもしれませんが・・スー様が一般的な嫉妬とおっしゃっているその種の嫉妬で私も長年苦しめられました。あらゆる・・といっても言い過ぎではないほどの方法で足を引っ張られました。そういう感情に鈍かった私は初め何が起こっているのか解らず困惑しました。そして随分悩みました。嫉妬というものはする人もされる人もあるいはそれを目にする回りの人をも幸せに出来ない種類の厄介な魔物だと思います。愛を全然といっていいほど持ち合わせていない感情だと思っています。自分自身を見失わせ人をも振り回す嫉妬という感情はどう考えてもマイナスエネルギーですね。
by 夜中の人 (2008-02-22 10:45) 

恋の嫉妬は手腕の見せ所で、可愛くも醜くもなりますね。
上手く使いこなせるようになれば占めたものです。^^
>上流のひとである・・・
自分が常に主になっていることが当然!(笑)
他の人がズバ抜けたら、それは気が狂うほど許せないのです。(笑)
遠ざかって、正解でしたね。
by (2008-02-22 11:22) 

Sho

>恋愛に伴う嫉妬を克服する方法なんか、本当はないと思う。

私も同意いたします。
by Sho (2008-02-22 22:50) 

パキちゃん

究極のナルシストになれば嫉妬とは無縁になれますね^^
by パキちゃん (2008-02-24 09:14) 

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