検査のオンパレード２ [普通が奇跡]
一年中、どここかで咲いている感じのツルニチニチソウ
なので、格別な印象をだくこともなく見過ごしていたけれど、
植え込みの向こうにちらっと見えたニチニチソウは
いつになく新鮮で美しかった。
さて、
入院して五日目です。
朝食抜きでまず検便。
利尿剤の注射があって
次にＣＴ検査。
急患が入ってかなり待たされる。
意識不明らしき患者が運び込まれて、
いろいろな検査をしたようだ。
わたしの検査自体は１０分くらいで終わった。
造影剤を入れて直後に全身が熱くなり、
すこし嫌な感じがしたが
痛くもかゆくもなく無事終了。
午前中にラシックスの点滴を受け
昼食後、ラシックス一錠を飲む。
この日から尿はトイレで
専用の容器（要するに尿瓶）にとり、
尿専門の機械に入れる。
機械の上部に患者のカードがあって、
自分のカードを入れてから
容器の尿を機械に投入する。
これで、尿の量や成分が記録される仕組み。
退院するまで尿はすべてこの方式だった。
書き忘れたけれど、
入院四日目に連れ合いが面会にきた。
わたしも連れ合いもあまり深刻ではなかった。
そして入院六日目。
朝食抜きで午前中に胃カメラ検査。
生まれて初めての胃カメラ検査で緊張した。
気持ちが悪く、最悪だったが無事終了。
２時間後の１２時に昼食。
何事もなく、おいしくいただく。
午後に連れ合いと娘一家がお見舞いに来る。
コーヒーは駄目といわれていたが、
「今回だけは大目に見ます」
という許可を得て、
みんなで病院の１階にあるコーヒーショップに行き、
わたしはアメリカンコーヒーをちびちび飲む。
匂いも味もないコーヒー。
臭覚が一部と味覚の一部がおかしい。
コーヒー以外の食事はおいしく食べられているのだから
不思議な現象。
中毒といえるくらいコーヒーを飲んでいたので
これは大打撃だった。
いろいろ不思議な現象がおこったが、
他は短期間で元に戻ったのに、
コーヒーの味覚が戻るのが一番遅かった。
流石月日が経ってもよく細かく覚えているんですね。
ツルニチニチソウ今も咲いてるんですか。
椿は乙女椿ですね。
by 緑 (2019-03-08 14:50)