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幸せだと思うこと [普通が奇跡]

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寝ているとき、
横向きになるたび、
つくづく幸せだなあと思う。
寝返りができて、
なんて幸せなんだろうと思う。


椅子からいきなり立ち上がるときも、
どこにも手をつかずに立ち上がれるなんて
幸せだなあと思う。


立ったままで、
ショーツもはけるし、タイツもはける。
なんと、靴下まではけるのだ。


足の爪も自分で切ることができる。
もう、感激ものだ。


それらすべてができないか、
困難なときがあったのだ。
そして、それらができるできないにかかわらず、
身体を動かすたびに鋭い痛みに襲われて、
イタイ、イタタタ、アタ、タタタ・・・・・
痛いという言葉とそれの省略語か変形語を
四六時中発していた。


しかし、
ネフローゼ症候群に罹った時は、
むくみ以外に、
何の自覚症状もなく、
これといった苦痛もなく、
担当医に、
「これは難病に指定されている病気ですから、
治療を始める前に、難病の手続きをしてください」
と、告げられた時は、内心、
(なんですか、それは)
と、難病の実感が皆無でしたね。


ですから、冒頭の痛みの話は、
まだ、ずっとあとの別の話になるのかな。

ベンチs.jpg


「まあ、とにかくすぐに入院して生検を受けてください、
その結果をみてから、治療に入ります。
入院生活ですか?
大体平均して2か月くらいですかね」


2か月!
でのけぞりましたね。


治療といったって、
手術するわけでもなし、
薬を飲んで安静にしているだけなのに、
なんで2か月も入院しなきゃならないの?
癌やなんかで手術したって、
2か月も入院してないよね
いったいどういうこと?


というのが当時のわたしの心情でした。


でも、まさか、
腎臓病専門のお医者さんのいうことに
間違いはないでしょうから、
これは大変だあ
ということになりました。



とにかく、
頑固ばあさんは、
わたしが退院するまで、
弟の家にやっかいになることが決まり、
車でおよそ一時間半ほどの弟の家まで
頑固ばあさんを送っていったのですが、
そのころになって、急激に全身がむくみ始めて、
かなりしんどくなってきました。


それもそのはず、
水分が身体中にたまり始めて、
体重が一気に65キロになっていた。
65キロって、
臨月のときの体重ですよ。
後にも先にも、この時以外65キロに
なったことがない。


身体が重くて苦しい。


今夜はここでやめておくけど、
無事退院したときの体重は44キロ。
すさまじい体験をしたわけです。



詳しい話は、
また、あとでね。






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緑

大変な経験したのですね
by 緑 (2019-01-23 19:45) 

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