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散歩と徘徊のあいだ [人生]

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毎日のように運動不足を痛感している。

ああ、脚がダメになる、
身体が、すべての能力が衰える~
このままだと死ぬ、と無駄口をたたきつつ
なにもしないうちに
あっという間に一週間が過ぎてしまう。

昨日、頑固ばあさんを久しぶりに散歩に連れ出したら、
5分もたたないうちに、腰が痛い、もう帰る
といいだした。

説得するのも耳が遠いから面倒で、
結局10分くらいで帰ってきてしまった。


冒頭の写真の花の名前がわからない。


小さい花なので、通り過ぎてしまってから
あれっ、変な花だったぞ
と後戻りして、写真に撮った。


よく見ると、不気味だ。

P9070065.jpg




年を重ねてきて、いろいろ考えるようになった。


散歩しているのを徘徊と間違われる確率は、
何歳ぐらいから上昇するのだろうとか、

同じように独り言を、認知症の症状の一つ、独語と
間違われる確率は?
とか・・・・・



わたしって、結局は暇なんじゃないか・・・・・




頑固ばあさんの場合、
一人暮らしが長かったので、やたらと独り言が多かった。
かなり、異常な大声での独り言や不気味なものもあったが、
独語とは思わず、ほったらかしておいた。


で、あれはやっぱり独語だなと最近は思っているが、
認知症がすすむことはなく、頻繁に訪問するようになったら、
まあ、心配だったから、ほっておけなくなったのだが、
おかしな症状が目立たなくなった。


いまは娘と同居している安心感からか、
かなりボケが進んだが、
認知症ではなく、年齢相応のぼけである。


散歩は大好きなのだが、自分一人では決してでかけない。
自分一人では迷ってしまって帰ってこられないと
わかっているのだ。


帰って来られないということは、
認知症的だけど、
それを自覚して用心しているのだから、
認知症ではないのだろう。
ということ。


若い人だと、全部認知症にしてしまいそうだ。


肉親としては、認知症と決めつけると
本当に認知症になってしまいそうで、いやなのだが、
もし、本当に認知症だったら、薬で進行を止められるのに、
そう、簡単に素人が判断してはいけないのだ。


と思いつつ、愛情のある判断なら、
悪い結果にはならないのではないか、
と思ったりして、いろいろ複雑微妙である。

ハナゾノツクバネウツギ.jpg


公園の植え込みや、家々の生垣に、
ハナゾノツクバネウツギ(調べたらこんなに長い名前だった)
がほぼ一年中咲いているような気がする。


でも、
そろそろこの花も終わりかな。


P9070061.jpg




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Sho

白い小さなお花。「あ、近所に咲いているお花だ」と思いました。

体のいろいろなところに、痛みやら今までとはちがった症状が出て、
「ああ、加齢というものなんだな・・」と思うようになりました。
思ったより早く来るんだなあと、ちょっと焦っています。
by Sho (2014-09-15 04:23) 

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