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振り返ってみれば猛暑 [その他]

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振り返ってみれば、
2011年の6月は、猛暑の6月として記憶に残る
かもしれない。


かもしれないというのは、個人的な事情で、
これだけ年を重ねてきていると、
記憶の整理がつかなくて、
さまざまな記憶がごちゃまぜになっているので、
6月に猛暑?
そんなこともあったけ?
という具合になるかもしれない。


と、現在を未来から振り返ることで、
粘りつくこの猛暑を、振り切ろうという
姑息な手段、
まったく効果ないか・・・・・・・。


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若い人に対して、唯一優越感を覚えるのは、
その記憶の量なのだが、
たとえば、わたしはあのケネディ大統領暗殺を、
茶の間で、日米同時中継のテレビを通して目撃し、
あのニューヨーク貿易センタービルのテロも、
最初の飛行機がビルに突入したところから、
延々と、ツインタワーが崩壊するまで、リアルタイムで目撃し、
こんどの東日本大震災も、大きな揺れがおさまったところで、
テレビをつけ、幸い停電しなかったので、
それからず~っと大津波が押し寄せるのや、
原発が爆発するのを、目撃し続けたのだ。



三つの大事件、
目撃しているそのときは、あり得ない、
こんなことあり得ないよ、
とつぶやきながら、信じられない思いで見ていたものだ。
今回の津波も、嘘だ、嘘だ、
まさか、まさか、これはいったいなんなのだ、
とショックを受けたものだ。



そして、6月の猛暑。
世界は、あり得ないことに満ちているのだ、
ということがよくわかった。



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しかし、わかったからといって、
どうにかなるものでもない。
ということもわかった。


こんな夜中に、わたしはなにをしているんだ?


友人からのメールに、
いやもう頑固婆さんがいるので、
とすべて頑固婆さんに時間をとられて、
何もできない風を装ったが、
それは真実ではない。


昨年の暮れから、今年の3月まで、
猛烈に忙しく、
その直後に、東日本大震災が起こって、
あとは、それに振り回されてなにもできず、
ということは、本をゆっくり読む機会もなかったので、
頑固婆さんの同居後、
田舎通いから解放された勢いで、
ブログの更新もさぼって、本を読んでいたのだ。


読んで読んで読みまくって、
朝型のパターンになって、
それでも読みまくって、寝不足でふらふらしながら、
強引に暇を作っては本を読み続け、
そろそろ、いい加減にしたら、
と連れ合いにいわれたところなのだ。



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でもまだ、読みたかった本、
読む予定だった本の三分の一も消化していない。
仕事でも何でもなく、ただの趣味の読書、
こんなことをしてていいのか、
と思いつつ、本が読みたい!



図書館に予約した本が三冊届いたので、
明日はいそいそとそれを取りに行く。
そういう時は、猛暑なんか全然気にならないだ。


そういえば、6月も最後。
去らば、6月よ。





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夏炉冬扇

今晩は。
ケネディ暗殺は大学の学生寮で聞きました。あれからもうウン10年です。
by 夏炉冬扇 (2011-06-30 18:24) 

緑

とうとう紫陽花も終わりですね

ケネディ大統領暗殺も忘れられないことですね



by (2011-07-04 19:12) 

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