実のひとつだに なきぞ悲しき [季節]
七重八重 花は咲けども 山吹の実のひとつだに なきぞ悲しき
という兼明親王の歌で有名な
山吹の花がしばらく前から咲き誇っているが、
曇った日には、白山吹の楚々とした佇まいが、
ことのほか、美しく見える。
これは、八重山吹ではないので、実がついている。
以前は八重の山吹のあることを知らないでいて、
あれ、実があるから山吹の花ではないのか、
などと思っていた時期もあった。
山吹色といわれる、白山吹ではない山吹の花は、こちら。
黄金色に輝く山吹。
小さな花だけど、こうしてみると、
花そのものは派手ではないのだが、
色彩だけは絢爛豪華である。
タグ:山吹 白山吹
シロヤマブキがあるのを今年気づきました。
黄色は八重も撮りました。
こちらです。
http://ameblo.jp/prettygreengreen/entry-10861946302.html
by 緑 (2011-05-04 20:57)
白い花には格別の気品を感じてしまいます。
by tokk (2011-05-05 21:25)
山吹って実をつけるんですね~。
はじめてみました。
by ぴーすけ君 (2011-05-10 12:18)
昔はお花と言うと、満開のときを思い浮かべましたが
スーさんのブログを拝見しているうちに、「お花の一生」みたいなものを感じるようになりました。
そうすると、お花がより愛おしく思えるようになりました。
by Sho (2011-05-12 23:17)