新聞に決別事件 [謎]
今日は何だか疲れて、ときどき睡魔に襲われる。
それで、ブログの更新がまたしても12時を超えてしまったが、
よくよく考えてみれば、今朝は8時過ぎまで起きていて、
横になったと思ったら、昼の12時には起きていたのだ。
そんなことも忘れていたとは!
自分の謎について、の続き。
あれほど活字と新聞が大好きだったわたしが、
ついに新聞と決別してしまった話。
他人から見れば、謎でもなんでもない。
直接の原因ははっきりしている。
田舎の婆さんが年老いてゆくのに、
あいかわらず同居に同意しないため、
月に一度は泊まりに出かけるようになり、
家を留守にすることが多くなったことなのだ。
連れ合いが休日を兼ねて一緒に出かけることもあるが、
それは年に2回くらい、
あとは自分だけがパソコン持参ででかけるのだが、
その間の新聞は、別にしておいてね、
ということで、帰宅すると新聞の山が待っている。
ところが、それ以外の不在時の仕事もたまっている。
連れ合いは、食べることは大好きだから、
材料を買っておき、ある程度の下拵えをしておけば、
それらを解凍したり、調理したりして好き勝手に食べるし、
神経質なので、掃除もまめにやる。
なのに、洗濯は絶対にしないのだ。
洗濯するくらいなら、死ぬ!とまでいうのだ。
1週間や10日分の洗濯ものは、ものすごい。
神経質な上に潔癖症だから、
下着を日に2回取り換えたりするし、
手拭きタオルもとっかえひっかえ、
うんざりするほど洗濯ものがたまっている。
で、毎日、朝夕2回、新聞は配達される。
不在時の新聞を丹念に読んでいると、
その日の新聞を読む時間がなくなる。
インターネットでニュースを読むこともふえて、
時間はどんどんなくなる。
そのうち、たまった新聞を蹴飛ばして歩くような事態になり、
不在時の新聞は読めないのだから読まない、となり、
読まないことが、次第に平気になっていった。
さらに、ふたりとも不在の場合は、
新聞の配達を止めてもらうことにしているが、
仕事やなにかで、そういうことが多くなり、
連絡の行き違いや、配達人の勘違いなどで、
新聞が配達されない日がでてきた。
販売店に、何度も今日の新聞が配達されていない
と電話をかける。
相手は商売なので、すぐにその日の新聞を持ってきてくれるが、
なんとなく悪いような、わずらわしいような思いが残る。
そういう日々が重なって、
ある時、ふと気がついたのだ。
なんで、こんなに新聞にこだわって振り回されるのか。
第一、読む時間がなくて重ねるだけではないか。
新聞、とるのをやめよう、
とわたしが宣言した時、大反対したのは連れ合いだった。
実際には、地方に出かけることの多い連れ合いの方が、
新聞を読まない=読めない日が多かったのに。
結局、仕事で数か月日本を離れることが決まった時点で、
やっぱりやめようということになった。
やめて、この4月で1年が経つ。
いまは、何の未練もない。
未練のないことが不思議でならない。
そのことが頭にあったので、
最近のブログは写真中心で、文章を省く傾向が・・・・・
などと数日前のブログに書いたのだが、
ほとんど他人のことは念頭になく、
このまま活字離れをしてゆくのだろうか、
と自分のことが心配になったのだ。
いまは、パソコンがなかったら生きていけない
などとほざいているが、
これも新聞と同じ、やがては別の形に変化してゆくのだろう。
自分は社会の変化に適応しているのか、
といまさらのように思ったり、
いや、もしかしてただ流されているだけ、
と不安に思ったりもする。
とにかく、子供時代から現在まで、
世の中もわたしも、びっくりするくらいに変わった。
そしてこれからも、すべてがどんどん変わってゆく・・・・・・・・。
タグ:新聞
新聞は新聞でいいのですが多々見れない場合はやはり無駄になってしまいますよね。
これが無いと生きていけない!!と思うことも
時の流れや時代によってだんだんとその形を変化させていったり、柔軟にそ身を任せ流されてもいいと思いますよ。変な方向へ流されなければ(^^)
しかし、ほんといろいろとかわらないようで変わっていきますよねぇ。その逆にかわっているようでかわらないものもありますが。
by 月夜 (2010-04-08 04:37)
え!新聞をとってないのですか?と驚いたのですが、考えてみると、私も忙しいと新聞を読まない日もあるし、ニュースはネットやテレビで知ることの方が多いですね。新聞が配達されるのが当たり前だと思っていましたが、だんだん変っていくのかもしれませんね。
by しーちゃん (2010-04-09 22:05)