かくれんぼサフラン [草花・植物]
初夏から延々と咲き続けているサルビア、
セージとサルビアの区別がよくわからないのだが、
わかろうとしていないことも確か。
花のことを詳しく調べていくと、
だんだん味気なくなってくる。
あいまいなまま楽しみたい気持ちが強い。
サルビアの語源は、ラテン語の治療と健康だそうで、
もともとは薬草、いまも薬草なのかな。
しかし、空き地いっぱいに咲いているサルビア、
ほったらかしである。
勝手に増えたのかしら。
遠目では、いっぱい咲いているからか、
たいしたことのない花に見えるが、
カメラでアップにすると色が鮮やかで、
ひきつけられる。
しゃがみこんで花のアップを
撮ろうとすると、サルビアや雑草のすきまから、
綺麗な紫色がチラッと見えた。
なんだろうと、かきわけてのぞくと、
日が当らないだろうに、サルビア軍団の足元に、
かわいらしいサフランがたくさん咲いている。
びっくりした。
サフランは11月の花だ。
赤いめしべを、風通しのいい室内で陰干しして
乾燥させると、わたしの好物、サフランライスのもとになる。
大昔は、高価な香料であり染料でもあったのだ。
それが日本の空き地のほかの草花の日陰で、
誰の注目も受けずに花を咲かせているのだ。
近所で見るサフランは、
昔は大スター、いまは無名の雑草、
そんな風情である。
小林旭って感じかな(笑)
by Lorca (2008-11-07 00:07)
これが、、、サフランの元ですか、、、アッ!初めまして^^
by emuzu (2008-11-07 16:54)
ちらっと見える紫色いいですね♪
by ぴーすけ君 (2008-11-07 20:48)
赤い雌しべがサフランライスの元だとは知らなかったです。昨日は銀杏を拾っている人を見かけました。季節の移り変わりは早いですね。晩秋の庭のお写真がとても綺麗!!
by 夜中の人 (2008-11-08 01:06)
まぁ~ サフランライスの素がこんな所に!!^^
めしべと花のアンバランス♪ 笑えます。
by 風子 (2008-11-08 11:07)