育児の悲鳴

娘が最近ことあるごとに、
バイトがしたい、仕事がしたいと口にする。
もう、限界だよとぼやく。
２４時間、３歳と５歳の子供と一緒にいるのが、
耐えられなくなった。
これ以外の生活が欲しい！というのだ。

昔からの友人、近所のひと、幼稚園のお母さんたち、
ブログの仲間、付き合っている友人はたくさんいるけど、
それもみな、同じような幼児を持つ母親ばっかり、
子供がらみだから、話題はやっぱり子供のこと。
わたしは、１日でいいから子供抜きの人生が欲しいのよ、
と悲鳴をあげている。

まあ、定期的なガス抜き行為なんだけど、
娘の気持ちはよくわかる。

３歳の子が、春から幼稚園に通い始めた。
お兄ちゃんと一緒の幼稚園に行くというので、
大張りきりである。
しかし、初日、お兄ちゃんが自分の年長さんの教室に
行ってしまうと、なんで、行っちゃうの？
とべそをかいたそうだ。

しかし、それなりに事情がわかったのだろう、
一カ月だったか、いや、それ以上だったろうか、
毎日ママと別れるのがいやで、大泣きして抵抗した
お兄ちゃんと違って、
毎日ご機嫌で、一日も休まず幼稚園に通っている。

下の子は、嘘みたいに楽だ、と娘はいっている。
上の子のときは、お弁当の食べ方まで家で練習させる騒ぎだったが、
下の子は、練習させるのを忘れてお弁当をもたせた。
でも、ちゃんときれいに食べてきた。
お兄ちゃんのやることを見ていたからか、
なんでもそつなくこなすのよ。

二人が幼稚園に行ってる間、１時間でも働けたらなあ、
というので、まだまだ駄目よとたしなめる。
わたしがそばに住んでいれば、見ていてあげられるけど、
３歳と５歳では、まだまだ目を放せないから、
二人だけでお留守番をさせることも駄目ですからね、
と、釘を刺しておいた。
３歳と５歳では、緊急事態が起こった場合に危険である。

仕事をする緊張感がいいのよねえ、
と娘がいう。
お金も欲しいし。
子供の相手ばかりしていると、
もう、社会に復帰できないような気がする。
一日でも早く、どんな仕事でもいいから働きたい。

焦る気持ちはよくわかる。
わたしも、新聞も本も読めない生活に焦りを募らせたものだ。
でも、その時が来たら、人間はちゃんと能力を発揮できる
ように出来ているのだから、大丈夫と慰める。

こないだ、○○君（夫）に、日曜日にバイトをしたいから、
ふたりの子供を見ていてくれないと頼んだら、
なんていったと思う？
さあ、予想もつかない。
それなら俺がバイトに行くよ、だって。

笑った。
誰も彼も子供のお守りは、やりたくないのだ。
この話を連れ合いにしたら、３日くらい受けていた。
分かる、分かると笑っていた。
元気な３歳と５歳、それくらいすさまじいです。

わたしもこの連休、会いたかったが、
体力を考えてやめにした。

タグ：育児

コメント 1

３才と５才じゃ、大変ですね。
でも、もう少しです。
もう少したてば、子供も(今よりは)物分かりが良くなって、二人で大人しく遊ぶ(時間も少しはできる)ようにもなりますよ、きっと。…たぶん。
ママも一人の時間が欲しいですよね。
働くことだけを考えるのではなくて、何かに集中できることがあると気分転換にはなりますよね…。
by OKAYU (2008-05-08 00:09)