普通が奇跡 [普通が奇跡]
写真は、12月25日に撮影したコスモス。
こんな季節にコスモスが咲いている
不思議。
最近、やたらと近所の人に声をかけられる。
「どこへ行くの」
「ちょっとおつかい」
「すごいねえ」
なにがすごいって、
わたしが普通に立って歩いているからだ。
それもひとりで。
先日、三日前のことだ
久しぶりに弟夫婦と会うことがあって
「あれっ、普通に歩いている」
と、ふたりに眩し気に見つめられた。
普通であることに驚かれるって、
普通じゃないよね。
でも、こうして普通に歩けることが
わたしにとって
奇跡なのだ。
何か月前までは、
身体中が痛くて歩けなかったのだから。
この頃、無人のベンチに心惹かれる。
「休んでいきなさいよ」
と声をかけられているみたいで、
なんとなく、立ち止まってしまう。
しかし、
何枚か、写真に撮っても、
一度も腰を掛けて休んだことはない。
いまは、まだいい
もう少し歩こうという気分が強いのだ。
ここ数年を振り返ると
ほんとに不思議な気持ちになる。
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