スノーボールってアイスクリームじゃないよ。

「スノーボール・アース」



生命大進化をもたらした全地球凍結
という副題がついたこの本を、
暑い夏に読んで興奮して、疲労困憊する。
という体験、エキサイティングだったけれど、
まだ、疲れが残っている。


化石や岩や石や地層で、
かつて、といっても５億７千万年前とかの話だが、
地球が分厚い氷に覆われていたとしか思えないものが、
でてきた。


はたして地球が赤道付近も含めて、
氷に覆われていた事実があったんだろうか。
氷に覆われていたとしたら、どうやってそこから抜け出して、
カンブリア紀の多細胞生物の大進化が起こったのか？


世界中のさまざまな地質学者が、
自分の仮説を証明しようといして、
北極から赤道直下の国へと、世界中にその証拠を探して、
悪戦苦闘するさま、
そして、互いの説をめぐっての大論争、
ライバル、敵と味方、学者たちの熱い闘いが描かれているのだ。


著者は、ガブリエル・ウォーカーという女性。
なかなかすごい女性なのだ。


面白くて、他のことは放り出して一気に読んで、
それがいまだに尾を引いて、四苦八苦している。


読みたい本が、どっさりあるけれど、
食うための仕事に時間をとられるのがくやしい。


食うためだけでなく、洗濯とか買い物とか、
生存生活上、必要な行動があるよね。
シャワーを浴びるとか、服を着替えるとか、
わたしは、それ全部省略したい。


省略したら、生きていかれない。
ああ、ジレンマだあ！


だったら、本なんか読まなければいいのよね。


でも、本のない生活は、味気なくて耐えられない。
テレビも映画も、友達も連れ合いも、かわいい孫も、
本にくらべたら、ぜんぜ～ん、つまらないんだもの。


と連日狂っているわたしなのだが、
連れ合いは、冷やかに、
「かってにほざけ。やるべきことをやれ」
と、自分は食べることに必死。
食べるの大好き人間なのである。


このところ、おもしろい本ばかり読んで、
わたしは食事もどうでもいいという具合で、やせた。
若い時の理想体重になった。
しかし、顔は本で充実しているからやつれない。
これって、最高じゃない？


ダイエットに本！
おためしあれ。


なんか、支離滅裂だね。
これも暑さのせい？
だいぶ、秋めいてはきたんだけれど。

タグ：スノーボール・アース

コメント 1

本ダイエット～♪
やってみようかしら… ＾＾
でも私の場合、食い気が勝ってしまいそうな気がします(^-^；)
by Wendy (2009-08-27 22:59)