プラスとマイナス：葉桜それから日記：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

プラスとマイナス　[人生] [編集]

このところ動き回る用事が多くて、
すこぶる体調がいい。
動き回るから脂肪が減って、体重が減って、
というより、だぶついていたのが元に戻って、
前に帰宅したときよりもやせたのに、母親から
「あら、ふっくらして、太ったね」といわれた。

運動会だの法事だのとバタバタしているが、
やつれてはいないのだ。
忙しくても楽しいと顔はふっくらするみたいだ。
法事も、日ごろ会わなくなった親戚のみんなに会えるから、
これはこれで、結構楽しいのだ。

法事は連れ合いの母親の３回忌なのだが、
親戚への電話連絡や、お返しの手配などは、
全部連れ合いの姉に任せてしまったので、
わたしは隣の奥さんや近所の方に、
「ほんとにいろいろと大変なのよ」といいつつ、
実は、ほとんど何もしていないのだ。
当日お金の清算をしただけ。
何もしない嫁なのだ。
ハハハ･････。

わたしが気を遣う場合、
マイナスの気の遣い方をする場合が多い。
連れ合いの親戚についてはよくわからないし、
モタモタわたしがやるよりも、
長年つきあってきた義姉がやるほうがスムースだし、
互いの話もはずむだろうし、
自分の母親のことなのだから、
義姉だって自分がやりたいはずと察して、
わたしは一切口を出さないことにしたのだ。

頑固婆さんのところでも、わたしはなにもしない。
食べこぼしだの、粗相したのをこちらが掃除したら、
プライドを傷つけるだろうと思い、
ほとんど見ないふりをして、
何もしないでだらだらすごす。
何か頼まれたらやるだけ。

頑固婆さんは、オリンピックなどをよく見ていて、
フェンシングの彼や、ソフトボールの彼女は偉い、
などという。
ほうれん草のおひたしや、
きのこや人参、タマネギなどを炒めた料理をつくってくれて、
これがなかなかおいしかった。
うん、なかなかいけるよと食べるわたしを眺めて、
得意げな、満足そうな顔をしていた。
実際、まだまだ頑張る余力があるみたいだ。

ところでよく考えたら、プラスの気の遣い方は
あまりしていない。
自分もされたらうるさいと感じるほうだろう。