負けた！ [その他]
鬼百合最盛期！
鬼が怒ると顔が赤くなるというイメージでついた名前なのか、
暑苦しい、花にふさわしくない名前だが、
子供のときは、なぜ、そんな名前がついているのか、
などと疑問にも思わなかった。
今日は、思いがけず衝撃の事実を知った。
お昼ごろ、上野駅近くＪＲ線路沿いのマンションに住む
友人から電話があった。
ご機嫌伺いと近況報告が目的の電話である。
当然、暑さで参っているという話になったら、
彼女は、今年、まだ一度もエアコンのお世話になっていない
というではないか。
冷房の風に当たるとあちこちの関節が痛くなるので、
自分の部屋はエアコンのスイッチを入れない。
８月になったら、東京の暑さは我慢できなし、
熱中症になってしまうから、入れるだろうが、
７月中は、わたしはエアコンなしで過ごします、という。
「おいおい、ちょっと待ってよ。昨日の夜も冷房なし？」
「わたし、夜中の３時にいったん眼がさめたけど、
涼しかったよ。もちろん、冷房なし」
冷房の密封状態が大嫌いなわたし、
このところ、夜昼密閉状態で外の世界がどんなか、
さっぱりわからない。
なんとはなしの低周波を無意識に感じているのが
最近、鈍感力が強化されているにもかかわらず、神経にさわる。
１日に１度は、夏らしく汗をかかないと体調を崩すと、
簡単な料理を作る時間帯の１時間くらい前から冷房を切る。
食後しばらく動かないでいるとなんとかなるので、
せめて深夜は集中したいから、と昨夜は、
１２時過ぎまで冷房をいれずに頑張った。
冷房なしでは死ぬと騒ぐ連れ合いに、保冷剤をタオルに
くるんで渡し、それで体温を下げれば大丈夫。
自分もそうやって読書をしていたが、室内温度３２度。
とても我慢できなくて、やっぱり冷房を入れた。
ここは、都心を外れた郊外、
上野駅近くにある彼女の家が、わが家よりも涼しいはずがない。
なのに、彼女は午前３時に涼しかったというのだ。
彼女の家に行ったことがあるが、窓を開けると
線路を走る電車の音がうるさくていられない。
そのため、窓は二重構造になっている。
高層ビルではなく、４～５階だったと記憶している。
同じ午前３時、少し前に私はギブアップして、
冷房を入れたのだ。
ご主人や息子さんの部屋からの冷房が流れてきている
んじゃないか、と思ったが彼女が得意そうだったから、
その出鼻をくじくわけにもいかないし、
今回は、完全にわたしの負け。
彼女に、暑さに強いという特技があったとは、
人は見かけによらないものである。
タグ：鬼百合 冷房なしで頑張る
スーさんは冷房がお嫌いなのですね。
今度試しに、家中の窓を開けて、扇風機を回してみてください。
結構快適ですよ。
by Sho (2008-07-20 21:48)