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年をとった同窓生の会話 [人生]

秋の蝶々.jpg
10月31日に撮影。この頃蝶々をよく見かける。


自分は自分、他人は他人
というのが子供のころからのわたしの流儀というか、
流儀というのも変だけど、
生き方といえば、そのほうが近いような気がするけど、

そういってしまうと、なんだか大げさだし、
他人との距離がある程度ないと息苦しくなってしまうし、
不規則な生活でないとストレスがたまる
ということは自覚していて、
とにかく、少しほっといて、
という生活をず~っと送ってきて、


何が言いたいのかわからなくなった。


高校時代に、
数えるほどしか会話を交わしたことのない、
同級生から電話がかかってきて、
もうとにかく、いつ死ぬかわからない年代に
足を踏み入れたねとぼやきあい、
なぜか睡眠の話になって、
わたしが、
「死期が迫ったのか、最近、
10時間以上寝ることが多くなった、
それも爆睡なんだよね」
と告げたら、
一瞬の空白があって、
「あんたねえ、普通は年取ったら眠れないのよ」
と、いわれた。


そういえば、彼女も最近突然死を迎えた同窓生も、
深刻な睡眠障害に悩んでいたんだっけ、
と思いだした。
連れ合いも、よく、朝早く目が覚めてしまうと
嘆いているし、
ご近所では、
朝の5時半ころには、もう犬を連れて散歩している老人や、
早朝の体操会に集まる老人が多い。
わたしは夜型人間なので、
そんな時間まで起きていることが多いので、
よくわかっている
はずだった。


「10時間も眠れる老人なんて、いるの」
と彼女。


正確に言えば、5千歩近く歩いたりすると、
午後7時から、夕食も食べずに寝てしまい、
翌日の午前9時、10時まで寝ていることがある。


そうだ!
それで、時間が足りなくなって、
連日忙しいのだ。


死期が迫って、寝てばかりいる
という話だったのに、
「そんなに眠れるなんて、あなた若いのよ」
という話になってしまった。


わたしって、若いの?
なんだか変だ。



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ぼんぼちぼちぼち

ともあれ、お若いという結果になったようで何よりでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-11-06 20:50) 

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