終活って、何の話? [人生]
なんだか、毎日が慌ただしい。
貧乏暇なしとはよくいったもので、
毎日、生きるのに忙しいのだ。
日向ぼっこをする年寄り
というのは、悠々自適な老人の話。
数年前から、娘が遊びに来るたび、
「そろそろ終活してよね」
という。
年長の友人が、親が亡くなって
残されたものの片付けが大変だった
という話を聞いて、
他人事と思えなくなったという。
何しろ、家の中は、本や雑誌があふれ、
足の踏み場がない。
連れ合いが、あちこち飛び回ることが多く、
汗かきの寒がりなので、
特に冬の衣類は売るほどあって、それも溢れている。
わけのわからないガラクタも
わんさかあって、
たまに捨てようとすると、
連れ合いが「それは大事なものだから捨てるな」
と叫ぶ。
大事なものだというのに、
みな、その辺に転がっていて、
蹴とばして歩いている。
2年前だか、一念発起して、
本を段ボール5箱くらいまとめて
古本屋に送ったことがあったが、
これで、本棚の一つも減ったかと思うと、
とてもじゃないが、全然減ってない。
それだけで、もう、やる気が失せた。
あとは、日々生きるのに忙しくて、
それ以外のことに、使う気力、体力が残ってない。
残ってないどころか、筋力も気力も、
日々失われていくばかりだ。
とてもじゃないが、
終活なんかやってる暇がない。
タグ:終活
私は諸事情から、母の住む実家に転がり込んだりですが
荷物が多すぎて、捨ててから入るため、転居完了まで2ヶ月近くかかっています。
人によって、残る人に迷惑をかけないようにと荷物を整理する人と
荷物は人生の成果や資産のように考えて、他者から見ればごみになってしまうものを
日々増やしている人がいるようで、私の母は後者かもしれません。
by いっぷく (2019-10-31 20:35)