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パラレルワールド(平行宇宙)の謎と冬の薔薇 [謎]

冬の薔薇.jpg
<花の女王様的存在である薔薇も、これだけ寒いと、楚々とした佇まいになり、
見るものの母性本能をくすぐるような魅力を発揮する。だが、やっぱり美人だ>

ある種の本に登場するパラレルワールド=平行宇宙については、
多分存在するんだろうと、わたしは思っているのだが、
それは何なのか、と調べると、量子論だの何だのと難しい言葉が出てきて、
頭が大混乱する。

しかし、平行宇宙は確かに存在するらしく、
2日前にわたしはそれを体験した。

朝の4時過ぎまで、半分遊びであれこれやって、
明け方に寝てその日の9時ころ、5時間近くは眠ったのだろうか、
わたしは、布団のなかにいるのだが、
もう一人の自分は、かなり大きな印刷のきれいな雑誌を読んでいる。

活字も、活字の間にある写真もはっきりしていて、
なんの雑誌だかわからないが、
わたしがまったく知らない人物=中年男性の作家らしい
のひととなりが詳しく書かれている、あまり面白くもない記事なのだ。

その映像は今でもよく覚えているのだが、
内容は、ほとんど覚えていない。
雑誌も記事で取り上げている人物も、全く知らないものだ。

ただ、その記事を読んでいる自分が、ふんふん、
この人は、要するにファザコン的な要素が強くて、
それをモチーフに作品を書いているんだなと考えていたことも、
はっきりと覚えている。

そのとき、現実の世界で、
朝型の連れ合いが、相手の会社の始まる9時に合わせて、
電話をかけ始めた。
現実のわたしは、平行宇宙の雑誌ともうひとりのわたしの
頭のなかを見詰めながら、
連れ合いがどこへ電話をかけようとしているか察して、
まだ、平行宇宙と現実の間にいながら、
「○○さんから、、○○の件について、昨日電話があったよ」
と大声をだした。

前夜連れ合いは午前様で、タクシ‐で帰宅するなり、
バタンキューと寝てしまったので、
パソコンに張り付いていたわたしは、電話があったことを、
伝えなかったのだ。

ただ、電話の脇にメモを残しておいたので、
翌朝見るだろうと思ったのに、
連れ合いは、それを見ないで電話をかけたのだ。

わたしの声が届いて、連れ合いは納得したのだが、
このときのわたしは、
細かい活字がびっしり詰まった雑誌を読んで、
あれこれ考えながら、もう一つの世界にも対応していたのだ。

自分でもすごいなあと思った。

あれっ、すごくない?

夢を見ただけじゃないか、といわれても、
その夢の中の世界が平行宇宙じゃないかとわたしは、
思ったりしているんだけど。

難しい言葉は別にして、平行宇宙を説明することばのなかに、
「抽象的自我ともいえる」というのがあって、
わたしの平行宇宙は、今の世界とあまり変わりがなくて、
そこでも活字に耽溺する生活だとわかって、
少しがっかりした。

なんか、想像力の狭さというか、限界を感じさせる
平行宇宙だよね。
夢というか、広がりというか、そういうものがないよねえ。
それについては、おおいに不満なのだ。

それは別にして、冬の庭に咲くお花の世界。
赤い薔薇。

冬の薔薇2.jpg

これも、よく見かける花なのだが、
なんという花だっけ。

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観葉植物の名前は、花の名前よりもさらによくわからないのだが、
雪原を連想させる眺めにひかれ、パチリとシャッターを切った。

P1090492.jpg

12月から、あちこちでキダチアロエの花が咲いている。
この季節に咲く花だとわかっていても、
この花をみるたびに、冬にサボテンの花が咲くのか、
と思ってしまう。

アロエの花.jpg


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コメント 2

emuzu

相対性理論なら分かるのですが^^;
by emuzu (2010-01-16 12:48) 

Lorca

パラレルワールドが一つ二つ位ならいいですが・・・
無限にあったら怖いですよね。
どれが本当の自分なのか
分からなくなっちゃいます。

by Lorca (2010-01-16 23:22) 

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